今日は美容師らしいブログを書こうと思いますので、お客様はぜひ所々出てくる私の変顔をお楽しみください。こんにちは!池尻大橋の美容室アンサルトポイのまきです!
今、美容業界では、ブリーチをすることに対して前より抵抗がなくなったように思います。
髪が痛むのイヤー!!!
なぜなら、ブリーチサプリやR、ファイバープレックスやオラプレックスなど、ブリーチによって髪のダメージを大幅にカットできる商材が出てきたからです。
今日は私なりに、ブリーチサプリ、Rブリーチ、ファイバープレックスの3種類の痛まないブリーチについてお話ししたいと思います!!
まず、「T,R&Dブリーチサプリメント」
発売したのは2015年くらいですかね?もっと前ですっけ?
これが出た時はびっくりしました!本当にダメージが軽減されました!
そして、「え?!こんなにブリーチ使う量少ないの?こんなに2剤入れるの??」って思いました!
仕組みとしては過酸化水素をたっぷり使うとアルカリが減力するというブリーチの仕組みを利用した上で、ブリーチサプリに配合された金属イオンの力をかりてアルカリと反応させメラニン色素を分解させようという、減力させるけれど、別の部分でメラニン色素を分解出来るので、ダメージが少ないよ!という。(わかりにくいな。すみません。)
でもそれなりにブリーチ力がおちます。ライトナーに毛が生えたくらいかなぁ。結果何度かやる羽目になったり、金属イオンが髪に残ると次にカラーをオンをする時に発色が変わったりしました。塩基やマニキュアなどで、かなり変わったんですよー。
発色が読めないのはちょっと使いづらいので使用はすぐにやめてしまいました。
うちのグループはサンフランシスコ店がありまして、アメリカで大爆発売れ売れ絶好調のオラプレックスを導入!アメリカ人のお客様からは「オラプレックスを取り扱っていますか?」と問い合わせがあるくらい有名なダメージレスブリーチです。ブリーチサプリと同じくらいのものかと思いきや全然違いました。でも英語のできない私はどうしてオラプレックスがダメージを激減できるのかがわかりませんでした。
サンフランシスコ店でも働くスタッフは容量、用法を守って使っていました(^^)
でもわからないで使うって不安でしょ!!しかもたっかーい!!!エクスペンシブっ!
そして昨今、シュワルツコフファイバープレックスが発売され、仕組みの謎が解けました。
オラプレックスとほぼ成分は同じなのでシステムは同じだと考えます。やっと日本に入ってきた!待ってました!待たせすぎ!
ファイバープレックスはマレイン酸(ジカルボン酸)が髪の毛のフィブリル同士を接着させてコルテックスの流出を防ぐんですよ!すごい仕組み!
他にも皮膜成分やアミノ酸などのトリートメント成分も配合されていてコルテックスとメデュラの補修までやってくれるという!
特に減力なしのブリーチでもツヤツヤツルツルです。最高!
ナッシュRブリーチはファイバープレックスと似たようなブリーチシステムで、マレイン酸自体は配合されてはいないものの、「(ラネス-40マレイン酸Na/スチレンスルホン酸)コポリマー」という、ジカルボン酸に似た2個のモノマーの重合体(だからちょっと大きめの粒になっちゃうのよね)を多めに配合しているようです。(ちなみにこれはファイバープレックスにも入っている)
その他に独自の成分配合で、擬似コルテックスを作って複合してダメージさせないというもの。
やはり、成分的の大きさ的にキューティクルと表面寄りのコルテックスに働きかける感じですかね。ファイバープレックスと同じくその2のアフタートリートメントがあります。
しかもやすーい!(プライスは、あくまでも比較としてですよ)
効果はかなりファイバープレックスに近いです。
ファイバープレックスとダメージの具合の比較は難しいですが、比べるとしたら、Rはハリコシ、ファイバープレックスはツルツルとでもいいましょうか?
使用し続けるという実験では今の所、ファイバープレックスのほうがしなやかで、つるつるツヤツヤ感はリードしてるかな?
ブリーチのダメージに怯えずに使えるなんて嬉しい!
でもやっぱりブリーチはブリーチです。アルカリは高いし、メラニン色素を破壊するパワーもあります。ちゃんとお家でもケアしないと綺麗な髪は保てません!
薬にばかり頼って過信するのは危険ですよ!
お客様のニーズに合わせた薬剤を用意できるようになってよかったなぁと思います。
0コメント